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07-06-17
パリ、ブローニュ・バガテル公園、グランジョット島・アニエール橋・アルジャントゥユ橋・セーヌの印象派絵画現場検証
12時にナポレオンの眠るアンバリッドを車で出発し、ブローニュの森の南端にある"レジスタンス学生処刑慰霊碑"に向かう。この4月の大統領就任式の直後に新大統領がまずこの慰霊碑に参拝した。
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ロンシャン競馬場の手前にブローニュの森の唯一の落差10mの"大滝"がある。
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その貯水池のほとりに1944年にナチ・ゲシュタポにパリ解放の一週間前に銃殺された27人の学生の簡素な慰霊碑があり、その隣に学生を殺した銃弾を残す柏の大木がその証しとして生きている。
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サルコジ大統領訪問時の様子は5月16日の"サンジェルマンアンレ便り"を見ていただくとして、この日はよく晴れた、日曜日の午後とあって、家族、アベックのパリジャンで一杯だった。
芝生でお弁当を広げる人、珍しい犬を何匹も連れている人、森の小道を散歩したり走る人、そして池で釣る人、さまざまである。
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小さな女の子を連れたお父さんが、本格的なつり道具を揃え、コイを釣っている。餌はトウモロコシ。ウキが引いたので教えるとまだまだという。大きいのを狙っているとのこと。
日本ならまず釣り禁止だが、地元のスポーツ品店で10ユーロ払って許可証を買えばいくらでも釣ってよいとのこと。釣った魚はすぐ放流して、こんなつりもあるのかと感心する。
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この北1km先にガバテル公園がある。1905年にフォレスティエにより、印象派の影響を取り入れ、自然と人工的な要素、芸術性と伝統が融合した特異の公園となり、パリ市民の憩いの場になっている。
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特にバラ園が有名で、国際バラ新品種コンクールが開催され、9月末まで有料となっている。この公園と寸分違わぬ公園が河津に造られたということだがそれほど魅力あるということだ。
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公園脇の音楽ホールでショパンの生演奏会が開かれており、バラの香りとともに風に乗ってくる。今年100回目のコンクールのバラ優勝作品、マダム・シラクの名前のついてバラなど今まで未知のバラの世界に入り込んで、ひととき浮世を忘れることができた。
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その後さらに森をセーヌ河沿いに北に抜けて、グラン・ダルメ通りを越えて、中ノ島のグランド・ジョット島に入る。ここはスーラの点描画の"日曜日の午後"が描かれた場所がある。静かな高級住宅が多く、ヨットが繋がれている。
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周囲数キロの小さな島だが、30人近いひとに聞いたが確定できない。急に雨が降り出して、傘をさしながら脚でほぼ一周した。それでも、確定は出来なかったが、自信を持って断定できる公園に辿りついた。
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今は、高級マンションが並んでいて、当時の名残は殆どないが、辛うじて、緩やかな芝生の斜面が残っている。ちょうど同じ"日曜日の午後"であったが、絵の明るさと雨とでは雲泥の差があった。
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さらに1―2km下流のアニエール橋へ行き、ゴッホの"アニエール橋"の現場写真をとる。
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そのまた下流のモネの住んだアルジャントゥユへ行き、"アルジャントゥユの橋と鉄橋"の現場写真を撮る。
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当時の清らかなセーヌ河とのどかな風景はすっかり変わり果て、その名残を探すのに苦労した。136年前の光景はこの絵の中にそっとしておいた方が良い。
印象派画家の活躍した舞台は、両岸はすっかり工業化し、セーヌで水浴したり、舟遊びをしたりすることは出来なくなってしまったが、救いはコンクリート岸壁でつりを楽しむひとが何人かいたことであった。
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